急にネットが繋がらない、さっきまで普通だったのに極端に遅い——焦りますよね。でも多くの場合、順番に切り分ければ自分で直せます。上から順に試していけば、どこに原因があるかが見えてきます。

まず試す(これで直ることが多い)
ONU(光回線の終端装置)とルーターの電源を抜き、2分ほど待ってから挿し直す。これだけで復旧するケースがかなりあります。再起動はランプが安定するまで待ちましょう。

原因チェックリスト(上から順に)

① 機器のランプを確認する

ONU・ルーターのランプが正常か確認します。「光回線(PON/光)」のランプが赤や消灯なら、回線側の問題や障害の可能性があります。取扱説明書の正常時のランプ状態と見比べましょう。

② ケーブル・配線を確認する

  • 光ケーブル・LANケーブルが抜けかけていないか
  • ケーブルが折れ曲がったり踏まれたりしていないか
  • ONUとルーターが正しい差込口でつながっているか

③ Wi-Fiか有線かを切り分ける

有線でつないだ機器でも遅いなら「回線・ルーター側」、Wi-Fiだけ遅いなら「Wi-Fi環境側」の問題です。スマホやPCを一度有線または別の機器で試して、どちらが原因か特定します。

Wi-Fiだけ遅いときのコツ
ルーターから離れている、壁や家電が障害になっている、古い規格を使っている、などが原因。ルーターの近くで試す、2.4GHz/5GHzを切り替える、ルーターを置き直すことで改善することがあります。

④ IPv6・ルーターを確認する

夜だけ遅いなら回線混雑の可能性大。IPv6(IPoE)に対応しているか、対応ルーターを使っているかを確認しましょう。古いルーターは処理能力不足やIPv6非対応で遅くなることがあります。

今の下り速度・Pingを計測して状態を確認する速度を測る

⑤ 障害情報・支払い状況を確認する

  • 事業者の公式サイトで通信障害・メンテナンス情報が出ていないか
  • 料金の支払い忘れで利用停止になっていないか
編集部メモ
個人的に一番多いと感じるのは①の再起動で直るパターンと、④のルーター原因です。何年も同じルーターを使っているなら、IPv6対応の新しい機種に替えるだけで体感が変わることもありますよ。

ぜんぶ試しても遅い・繋がらないなら

チェックリストを試しても改善しない場合、原因は回線そのものにあることが多いです。とくにマンションのVDSL方式や、混雑しやすいプロバイダを使っている場合は、設定では限界があります。

根本解決は「混雑に強い回線」への乗り換え
自社網を持つ独自回線系や、IPv6が標準で速い回線に乗り換えると、夜間も安定します。乗り換え先は「最大速度」ではなく「実測速度」で選ぶのがコツです。
実測速度で「速くて安定した回線」に乗り換える速度ランキングを見る