光回線を比較していると必ず出てくる「実質月額」という言葉。これを理解しているかどうかで、選ぶ回線の正解が変わります。逆に言うと、ここを押さえれば、各社の「お得アピール」に惑わされなくなります。
実質月額とは?月額料金との違い
月額料金は、毎月支払う基本料金そのもの。実質月額は、そこからキャッシュバックや割引といった特典を差し引き、初期費用も含めて「ならした」、実際の負担に近い金額です。
実質月額の計算式
実質月額 =(月額料金×契約月数 + 事務手数料 + 工事費 − キャッシュバック − 各種割引)÷ 契約月数
難しく見えますが、「支払う総額から、もらえる総額を引いて、月数で割る」だけです。
難しく見えますが、「支払う総額から、もらえる総額を引いて、月数で割る」だけです。
月額料金だけで選ぶと損する理由
具体例で見てみましょう。次の2つ、あなたはどちらが得だと思いますか?
| A社 | B社 | |
|---|---|---|
| 月額料金 | 4,500円 | 5,000円 |
| キャッシュバック | なし | 60,000円 |
| 36ヶ月の総額(目安) | 約162,000円 | 約120,000円 |
| 実質月額(目安) | 約4,500円 | 約3,333円 |
パッと見の月額はA社が安い。でもキャッシュバックを含めると、実質月額はB社のほうが1,000円以上安い。月額の数字だけで選ぶと、こうした逆転を見逃します。
「最大◯万円CB」も額面だけ見ない
キャッシュバックが大きくても、月額が高ければ実質月額は高くなります。逆もまた然り。CB額・月額のどちらか一方だけで判断せず、必ず実質月額に直して比べましょう。
実質月額で比較する手順
- 比較したい回線の「月額料金」と「契約月数」を確認する
- もらえるキャッシュバック・割引の総額を足し合わせる
- 事務手数料・工事費(実質無料なら相殺)を加味する
- 上の計算式に当てはめて、実質月額を出す
- 同じ契約月数で各社を横並びにする
編集部メモ
この計算、毎回手でやるのは正直しんどいです。私も最初はExcelで一社ずつ計算していました。今は比較ページで実質月額をそろえて出しているので、まずはそれを見て候補を絞るのが早いと思います。
実質月額を見るときの注意点
- 契約月数をそろえる:3年契約と2年契約をそのまま比べると不公平になる
- セット割を忘れない:スマホとのセット割は毎月効くので、実質月額を大きく押し下げる
- CBの受取条件:受け取れて初めて実質月額が成立する。申請忘れや短期解約に注意